フォニックスの前に出来ること:Phonemic Awareness

文字と音との関係である「フォニックス」は、英語教育に関係する人、または学習者ならお馴染みの言葉かと思います。最近の英語教育界では、「フォニックスの前に(または同時に)、Phonemic Awareness フォネミック・アウェアネス と言われることも増えました。

 

フォニックス(文字を取り入れる)前に耳を鍛えよう と言う考え方です。日本の英語教育の低年齢化も進んでいるので、この言葉も浸透してくると思います。 


最近、英語講師の友人に借りたこちらの本でも解説がありました。

 

「アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている」

リーパー・すみ子著

こちらでは、フォネミック・アウェアネスの7つのステップについて簡単に説明があります。

 

1.ライミング:単語の終わりの音に注目

  king/ring/sing など

 

2.アリタレーション:単語の始めの音に注目

  同じ音で始まっている単語

  Sumiko sits in the seat.

 

3.

4.

5.

6.

・・・・・7まで続きます。

 

この本での解説は、主に1と2に関してです。


「もうアルファベットを学び始めたけど、その前の段階は何もやってない!!」とご心配のパパママ、大丈夫です。

 

1.の「ライミング」(韻)に関しては、英語の歌を聴いたり、絵本を読む機会が多くあれば、かなりこれまでに触れていると思います。子どもの英語の歌には、皆さんが思っている以上にライム(韻)がたくさん含まれています。例えば、Twinkle Twinkle Little Starも韻が美しい曲のひとつです。マザーグースは古い?などと言う意見も聞いたことがありますが、子どもの英語に対する耳を育てるという意味では、昔からの童謡や指遊びはとても大切だと思っています。

 

2.の「アリタレーション」に関しては、少し意識して取り組むことが出来ると思います。これを取り入れた絵本も数多くありますし(上のリーパー・すみ子さんの本でも紹介されています)、日頃から、あえて同じ音を使って表現を作ることも出来ます。

私自身も、フォニックスを取り入れるレッスンでは、このアリタレーションも意識します。

 

B for Brown Bear

R for Red Road in the Rain

Dotted Dog is Dalmatian

C for Cool Cat

 

これまで、フォニミック・アウェアネスの1.2.の段階についてでしたが、3. 以降に関しては、また機会があれば、改めて触れられればと思います。

 


まとめ:

歌や絵本の中に、大切な言葉の習得のプロセスがあります。

文字を学びだしても、歌や絵本で英語に触れ続けましょう!



「フォニックスの前に」と行っても、フォネミック・アウェアネスには、子どもの年齢によっては基本のフォニックスより理解が難しい観念もありますし、フォニックスのように一通りのパターンを理解すると言うシンプルなものではないので、文字を学ぶ準備が出来てる子ども達には、「フォニックスの前に」と言うより「フォニックスと同時に」行うのが現実的です。文字を学びだしたから、と言って、歌や絵本、フィンガープレイなどの、遊び風?の英語を減らすことはありません。むしろ、是非、続けましょう!!


英語教育に関して、どれくらいの方がご興味があるか分かりませんが、またお話する機会があれば幸いです。

 

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